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小川氏が出馬を表明 福岡知事選、谷口氏は断念

4月10日投開票の福岡県知事選で、元内閣広報官の小川洋氏(61)は11日、福岡市内で地元経済界が中心となった支援団体の発足会に出席し、「これまでの経験と培ってきた大勢の人とのつながりで、福岡の発展にお役に立ちたい」と述べ、正式に出馬を表明した。無所属で出馬する考え。

小川氏は支援者らに「県民幸福度日本一の福岡県を目指したい」と抱負を述べた。発足会には地元の有力企業幹部や麻生渡知事ら約400人が出席。自民党の麻生太郎元首相も祝電を寄せた。

一方、出馬に意欲を見せていた九州大教授の谷口博文氏(56)は11日、福岡市内で報道陣に対し、「幅広い支援をいただける政治的環境に至らなかった」として出馬を断念する考えを表明した。

県知事選を巡っては、自民党福岡県連が5日、県議団会長の蔵内勇夫氏(57)の擁立を内定。しかし、選考に漏れた小川氏を麻生元首相らの勢力が推しているため、党内には分裂選挙への懸念が高まり、自民県連は蔵内氏の擁立取りやめを検討している。蔵内氏も周囲に出馬断念の可能性を示唆しているという。

民主党福岡県連も単独推薦での立候補に難色を示した谷口氏を選考対象から外し、小川氏を軸に候補者擁立を調整している。

このほか、元北九州市議の田村貴昭氏(49)=共産推薦=が無所属での出馬を表明している。

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