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「匿名性でも受け入れ」強調 赤ちゃんポスト5年で熊本の病院

親が育てられない子どもを匿名で受け入れる慈恵病院(熊本市)の「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」の運用開始から10日で5年を迎えるのを前に、同病院は8日、記者会見した。

蓮田太二理事長は、今年1~4月に子どもの預け入れがなかったことを明らかにし、「匿名では預けられないと母親に誤解を与えているのではないか」と懸念を示した。

市の有識者委員会が3月に公表した検証報告書で、病院側が親と接触するなどして約8割の子どもの身元が判明したとする記述があった。蓮田理事長は「預けた後に自ら連絡をくれる母親もいる。病院が無理に聞いているわけではない」とし、匿名性を前提とした運用を強調した。

また、福岡県で4~5月、乳児の遺体発見が相次いだことについて「誤解がなければ、ゆりかごに預けられた命もあったかもしれない」と指摘した。

熊本市の幸山政史市長は8日、記者団に「預け入れや電話相談は県外からの割合も高く、ゆりかごを取り巻く状況は全国的な課題」と述べ、国にゆりかごへの積極的な関与を求める姿勢を示した。

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