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ラーメン「長浜家」2店の訴訟 福岡地裁、屋号差し止め請求棄却

福岡市中央区のラーメン店「元祖ラーメン長浜家」が近くの同じ屋号の店に商標権を侵害されたとして、屋号の使用差し止めと売り上げ減少分の賠償などを求めた訴訟の判決で、福岡地裁は6日、「原告は被告に屋号の使用を許可していた」として請求を棄却した。

岩木宰裁判長は判決理由で、被告が原告の店で働いていた当時、運営を巡ってトラブルになり、原告が「店の名前を使って自分で経営すればいい」という旨の発言をしていたと指摘。

被告が独立する際、「元祖長浜家」の屋号使用を認めるという覚書を両者が交わしていることから、原告側は「元祖ラーメン長浜家」の使用は認めていないと主張したが、岩木裁判長は「『ラーメン』の有無に違いがあるにすぎず、意識的に区別していたとはうかがえない」と退けた。

判決によると、原告と被告はいずれも、別のラーメン店「元祖長浜屋」の元従業員。2009年12月に約30メートル離れた場所で独立開業した。その後被告は原告の店も辞め、翌年4月に約100メートル離れた場所で開業した。

原告の代理人弁護士は「不当な判決」とし、控訴する方針。被告側は「コメントできない」としている。両者は裁判所の勧めで和解に向けた協議もしたが、決裂していた。

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