ホークスタウン、アイドル「HKT48」の劇場誘致
福岡市の商業施設「ホークスタウンモール」の運営を受託する京阪流通システムズ(大阪市)はアイドルグループAKB48の福岡版「HKT48」の専用劇場を同モールに開く。来店客が低迷するモールをてこ入れする。
劇場はモール内のスポーツ施設「ホークスタウンフットサルスタジアム」を改装してオープン。劇場の運営会社に賃貸する。今秋に予定するHKT48の活動開始から定期的に公演を開催する。
同モールの売上高、来店客数は増床した2005年度をピークに減少が続き、10年度は05年度比でいずれも2割減となった。客層は家族連れが中心で10代の割合は8%にとどまる。HKT48の劇場開設で若者の集客を強化する。同社は「福岡ソフトバンクホークスとも連携したイベントを企画したい」としている。
HKT48はAKB48と同様に作詞家の秋元康さんが総合プロデュース、名称は博多(HAKATA)に由来する。