走れ、SL「湯けむり号」 大分で有志が復活計画

2014/1/6付
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大分県の有志が、県内の主要温泉地を結ぶJR久大線(福岡県久留米市―大分市)に蒸気機関車(SL)を復活させる活動に乗り出した。新幹線が通る福岡、熊本方面から観光客を呼び込む狙いだ。2020年の運行開始を目指している。

久大線のSLは1970年に廃止されたが、豊後森駅(大分県玖珠町)の扇形機関庫は国の登録有形文化財として保存されている。

全国的にも貴重なこの機関庫の周りにSL展示施設などを建て、観光拠点として整備。大分市の公園に展示されているSLを修理し「湯けむり号」と名付けて走らせる計画だ。引退した寝台列車の車両などを改造し、客車に利用する。

「湯けむり号」は久大線の日田(大分県日田市)と大分、日豊線の別府(大分県別府市)を結ぶルートを土日に1往復ずつ定期運行させる。沿線には由布院や別府、天ケ瀬、湯平といった温泉地が並ぶ。山あいを縫い、別府湾に至る景色も見どころだ。

復活に取り組むNPO法人のSL復活ドリームプロジェクト(大分市)は今後、沿線自治体やJR九州と協議を進める。丸子典志事務局長は「SLでゆっくり温泉を巡ってもらいたい。ファンの聖地になれば」と話している。〔共同〕

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