西部ガス、東ガスからLNG調達 九電側が自社用優先

2011/9/2付
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西部ガスが東京ガスと液化天然ガス(LNG)の売買契約を結ぶことで基本合意した。西部ガスはこれまでLNGの約4割を九州電力子会社から調達していたが、2014年度から東ガスに切り替える。変更の背景には自ら使う火力発電向けLNGを確保したい九電側の思惑もあるようだ。

西部ガスは1986年から、九電と新日本製鉄が出資する北九州エル・エヌ・ジー(北九州市)からのLNG購入を開始。現在、年27万トン程度を取引している。一定期間ごとに契約を延長してきたが、2014年を最後に25年以上に及ぶ取引が終止符を打つ。

西部ガスは「多くのLNG船を持ち安定した供給力を持つ」ことを理由に東ガスを新たな調達先に選んだ。一方、九電にとっては東日本大震災の影響で、火力発電用LNGの手当てが焦眉の急。これが九電の「契約の再延長はしない」という判断を後押ししたようだ。

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