宇高航路の共通乗船券見送り 活性化協、1000円高速終了で

2011/10/1付
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高松港と宇野港(岡山県玉野市)を結ぶ宇高航路の活性化を議論する宇野高松航路活性化再生協議会は30日、3月に国土交通省に認定された活性化事業の内容を変更すると発表した。同航路を含めて瀬戸内海の島々を巡る共通乗船券の導入に向けた社会実験の実施を見送ることなどが柱。高速道路の料金割引「土日祝日上限1000円」が終了したことを受けた。

宇高航路は「1000円高速」などの影響で利用者が急減し、運航するフェリー2社の経営が悪化した。そのため自治体や四国運輸局が協議会を設置し、国の補助事業を使って航路の維持と活性化を目指してきた。

協議会は総事業費6000万円を国と自治体が折半出資し、利用促進のための社会実験を通じて同航路を活性化する事業を4月から始めていた。変更点は(1)乗用車向けとしていた多様な運賃設定の対象をトラックに限定(2)共通乗船券の導入実験を見送り――の2点。

計画変更で一部事業の費用を削減したが、これまでの取り組みを検証する「調査費」800万円を盛り込むことで総事業費は維持した。

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