讃岐うどん「本場」ロゴを商標登録 香川の協同組合

2011/4/29付
保存
共有
印刷
その他

香川県のうどん店などで組織する本場さぬきうどん協同組合(高松市、大峯茂樹理事長)は28日、「本場さぬきうどん」のロゴマークが商標として特許庁に認められたと発表した。原則として香川県内の事業者以外には使用を認めない方針だ。国内外で類似品が出回っている状況に歯止めをかけ、本場であることをアピールしてブランド力を維持する。

登録日は3月18日。同組合は「本場さぬきうどん」の名称も申請し、現在、特許庁で審査中だ。

組合に加盟するうどん店や製麺所は、登録したロゴマークを店舗や販売商品に無料で使うことができる。組合に加盟していなくても、県内で創業して本社がある事業者は土産など1商品につき5万円、店舗なら1年間で5万円の手数料を支払えば使用できる。

県外の事業者の場合、組合加盟店とフランチャイズチェーン契約を結んでいる場合などを除いて認めない。ロゴマークのある店は、香川県と関係のある店であることが一目で分かるため、今後は誤認がおきにくくなると見ている。

大峯理事長は記者会見で、商標を登録した目的について「県内と県外の事業者を明確に区別すること」と説明した。

讃岐うどんは麺のコシが強く、トッピングを自分で選べる「セルフ方式」などが特徴。週末には県外から多くの客が訪れ、県としても重要な観光産業となっている。

日経リサーチが全国各地の名産品などのについて実施した2010年のブランド調査で、讃岐うどんは前回調査(08年)に続いて首位となった。

最近は外食チェーンなど県外の資本の参入も増えている。県外で食べた人から組合に対して「本当に讃岐うどんなのか」といった問い合わせが来るなど、類似品が増えているため、昨年6月に商標登録を申請した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]