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JR四国、2駅でIC乗車券導入 現金入金は未対応

四国旅客鉄道(JR四国)と西日本旅客鉄道(JR西日本)は26日、高松駅と坂出駅(香川県坂出市)で来春から共通ICカード「ICOCA」を導入すると発表した。

JR四国は旅客を運ぶJR各社で唯一、ICカードが利用できなかった。独自規格ではないが、四国全域でICカードを導入する先駆けとなる。ただ2駅では現金でカードにチャージ(入金)できないなど課題もある。

導入時期は例年、3月に実施しているダイヤ改正の前後となる見通しだ。利用者はカードに必要額がチャージされていれば、乗車券を買わなくても鉄道を利用できる。

対象区間は四国側が高松、坂出の2駅。本州側はJR西日本岡山地区にある山陽本線の和気駅―笠岡駅、伯備線の備中高梁駅、津山線の法界院駅、赤穂線の長船駅まで。

今後、高松駅に入出場が可能なIC専用改札機1台と、坂出駅に入場用・出場用の専用機計2台を据え付ける。クレジットカードでの入金が可能な「スマートICOCA」に対応したチャージ機も1台ずつ設置する。

JR四国内は高松、松山駅など主要駅を含めてICカードに対応していない。

例えば、岡山側からICカードで乗車し、四国側で降車時に精算が必要になる人が「(高松駅で)1日に20人ほどいた」といい、利用者からの要望が強かった。

一方で、利用にあたっては注意も必要だ。四国側2駅では、チャージはスマートICOCAのみの対応で現金ではできない。新規のカードは2駅では発行しないため、岡山などJR西日本管轄の駅で入手する必要がある。2駅を含む区間の定期券は発行しない。

利用区間にも制限がある。岡山地区を越えて利用する場合は、現金での精算となる。例えば、大阪近隣でICOCAで乗車し、在来線で高松まで来た場合、高松駅をICOCAで出ることはできない。出発駅から高松駅の運賃を現金で精算したうえで、ICOCAの入場記録を取り消す手続きが必要となる。

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