/

智頭急行、2期連続で無配 10年3月期は減収増益

鳥取県などの第三セクター、智頭急行(鳥取県智頭町、池上勝治社長)は25日、株主総会を開き、2010年3月期の期末配当を2期連続で見送ることを報告した。前期決算は減収増益だったが、今後も利用客の減少が続くと判断したため。同社は06年3月期から3期連続で国内の三セク鉄道として初の配当を実施したが、公共交通の需要の変化から、かつての「三セクの優等生」も曲がり角を迎えている。

池上社長は「旅客収入が減少するだけでなく、開業して16年目に入り経年劣化などによって設備を更新・修理していく必要もある」と、利用客の減少が続いている現状では、今後の配当再開の見通しが立たないとの認識を示した。

前期は景気低迷に伴うビジネス客の利用減に加え、高速道路料金の休日割引などにより利用客がマイカーに流れたことなどから、収入が前の期比7.5%減の29億円になった。特に京阪神と鳥取を結ぶ特急「スーパーはくと」は利用客が同13%減の62万4000人にとどまるなど落ち込みが目立った。

一方、原油価格下落のほか、経費削減に取り組んだ結果、営業費用が前の期比13.5%減と大幅に減少。経常利益は同48.9%増の4億5400万円となった。

11年3月期は高速道路料金の割引に加え、県内を走る高速道路の開通などから利用客の減少が見込まれ、減収を予想。燃料価格の上昇や車両などの修理・検査費用の増加で減益を見込んでいる。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン