2018年10月19日(金)

マイクロインテレクス、QRコードにカラー絵柄 誘導効果狙う

2012/1/26付
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ITベンチャーのマイクロインテレクス(徳島県小松島市、斉藤孝弘社長)は、2次元バーコード「QRコード」をカラーの絵柄にする技術を開発した。QRコードはカメラ付き携帯電話などで読み込める。自社のウェブサイトに誘導するきっかけとして幅広く利用されている。従来の白黒のモザイク模様よりデザイン性が高まり、誘導しやすくなるとみている。

キャラクターなどをコードにできる

新しいコードは各種のデータが組み込まれている本来のモノクロのバーコードの上にカラー化した絵柄を載せる多層化の技術を活用した。好みの色を使用することができる。同社は関連特許を日米で取得済みという。

QRコードをカラー化する取り組みは始まっているが、白黒よりデータを読み取る際の精度が落ちる恐れがあるほか、多層化するとデータの読み取りを阻害する難点があった。このためカラーの絵柄の付いたQRコードの開発は難しかった。

同社は色の明るさやコントラストを工夫し、多層化してもデータの読み取りを阻害しない技術を確立した。

QRコードは雑誌や新聞の広告など幅広い媒体で、自社サイトへの誘導に利用されている。携帯電話やスマートフォンをかざせば、サイトに簡単にアクセスできる。ただ、白黒だけのモザイク模様だと、大きくすると広告全体のデザイン性を損なう。一方、小さすぎると誘導効果が薄れる。

新技術を使えば、例えば、自社のキャラクターをQRコード化することができる。QRコードを悪用した「ワンクリック詐欺」が広がりつつあるが、キャラクターなどを組み込めば、違法コードと識別しやすくなる。

マイクロインテレクスは2008年の設立。同志社大学や地元企業などと共同で大容量のカラーバーコードの開発を進める過程で、多層化の技術を開発した。

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