南海難波駅近くの小学校跡、11年度内に売却へ

2011/6/2付
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大阪市は南海難波駅に近い精華小学校跡(中央区、4566平方メートル)を今年度中に公募により売却する方針を固めた。高島屋や丸井グループの店舗に近い繁華街にあり、商業ビルの開発が予想される。市は北区の梅田東小学校跡も今年度に売却する予定で、市有地を活用する形でミナミとキタの再開発が進みそうだ。

精華小跡について、簡易式のコンペの売却を検討している。購入を希望する事業者から、小学校の歴史などを伝える工夫や広場を確保する提案をまず審査する。これに合格した事業者を対象に、購入価格を競う方法だ。

同小学校跡は南側をなんば南海通、西側を戎橋筋商店街の商店に囲まれている。小学校跡と接する商店を含めた地域を一体的に開発できるかどうかも、今後の焦点となりそうだ。同小学校は1995年3月末に廃止となり、旧校舎の建物は劇場などに暫定的に利用されていた。

一方、梅田東小跡地については用地の一部(4650平方メートル)を入札で売却する。マンションの建設も認める。マンション部分の容積率を全体の半分以下の300%以内に抑え、商店やオフィスにする1、2階を除く3階以上に建設するのが条件になる。

市は今年度の遊休市有地の売却目標について180億円を掲げている。半分以上は両小学校跡が占める見込みだ。

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