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瀬戸内海交流復活へ連携 福山など中四国5市

高松市や広島県福山市など瀬戸内海に面する中国・四国5市が船を使った交流促進へ連携する。8月20日に「中四国・瀬戸内クルージングサミット」を香川県三豊市で開くほか、今秋に坂本竜馬ゆかりの航路をたどって香川と広島を行き来する船旅を企画する予定だ。本州四国連絡橋ができる前は定期航路を通じ盛んだった都市間交流を復活し、観光を活性化する。

参加するのは高松市、三豊市と福山市のほか、愛媛県新居浜市と岡山県瀬戸内市。いずれも瀬戸内海に面したヨットハーバーなどの施設がある。

クルージングサミットは、三豊市の仁尾マリーナが会場で各市長が参加する予定。5月から6月にかけて香川県内で開かれた「船の祭典2010」を主催した香川県観光協会会長の梅原利之・JR四国相談役が基調講演。5市長による公開シンポジウムを開催する。

サミットに参加する市を海上で安全に結ぶ海路を整備し、各市の観光拠点と連携できるような都市間連携を模索する。

ボートを移動手段にできるように桟橋を整備し、桟橋から観光地に向かえるようにレンタカーやレンタサイクルなどの移動手段の情報を一元化することを検討する。サミットは瀬戸内海沿岸の関西地区の自治体に参加を呼びかけ、毎年1回持ち回りで開催する予定だ。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」の放映にちなみ坂本竜馬が船で航行した跡を船で巡るイベントを9月に開催する。竜馬ひきいる海援隊が伊予大洲藩から借用した船「いろは丸」が1867年、三豊市荘内半島沖で軍艦と衝突し、えい航途中で沈没した、いわゆる「いろは丸沈没事件」の舞台を船で巡るイベントだ。

本州と四国を結ぶ橋は1999年の西瀬戸自動車道(しまなみ海道)開通で3本が完成したが、それ以降、本州四国を結ぶ定期航路は廃止されてきた。三豊市に隣接する香川県多度津町と福山市を結ぶフェリーは2008年8月に廃止された。

三豊市の関係者は「以前は船で(対岸の都市と)交流できていた。サミットで海と船を生かした交流のあり方を模索したい」と期待している。

サミットに参加する5市には、港湾施設やマリーナ、ヨットハーバーなどがあるが、これらの施設を生かした中長期的なまちづくりの提案はほとんどなかったという。

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