2018年11月18日(日)

アサヒビール西宮工場の製造終了 85年の歴史に幕

2012/8/22付
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アサヒビールは22日、西宮工場(兵庫県西宮市)のビール製造を終了し、同工場の85年の歴史に幕を閉じた。関西圏のビール生産は吹田工場(大阪府吹田市)に集約し、西宮工場の建物は2014年4月までに解体する予定。跡地約10万平方メートルを売却する方針だが、具体的な活用策は未定だ。

1100ケースの「アサヒスーパードライ」(350ミリリットル)を箱詰めして製造を終えた。小路明善社長は「85年にわたり西宮市や兵庫県の人々に支えられたことに感謝する」と述べた。

同工場は1927年10月に操業。敷地面積は約18万5000平方メートル。「アサヒスーパードライ」や「クリアアサヒ」など6品種を生産し、2010年の年間生産量は大瓶(633ミリリットル)換算で約2320万ケース。

西宮工場で働く約110人の従業員は吹田工場などに配置転換する。西宮市は跡地の一部を取得し、消防署などの移転や防災施設の整備を目指す構想を明らかにしているが、小路社長は「売却を前提に市や民間企業などと話し合いを進めていく」と話すにとどめた。

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