2019年1月24日(木)

久万広域森林組合、CO2排出枠を外販 年500トン

2011/1/21付
保存
共有
印刷
その他

久万広域森林組合(愛媛県久万高原町、大野護代表理事)は、森林整備で生じる二酸化炭素(CO2)排出枠を外販する。組合が管理する約432ヘクタールの区画を対象とし、年500トン程度の排出枠を販売。収入を林道整備や間伐推進などの事業費にあてる計画だ。

久万森林組合は約1万8000ヘクタールを管理する四国を代表する森林組合。排出枠は環境省の「オフセット・クレジット(J―VER)制度」に基づいて算出。当初は森林全体の2%の区画を対象とし、販売状況をみて面積拡大を検討する。販売価格は1トン当たり2万円前後を見込む。

まず愛媛銀行と20トン分の排出枠を売買する契約を3月にも締結する。さらに愛媛銀は同月にも、利息相当額を排出枠の購入に充てる実質ゼロ金利の「えひめの森林(もり)定期預金」(募集金額20億円)を発売し、2012年までに森林組合から30トン程度の排出枠の購入を見込んでいる。

森林整備によるCO2吸収分を排出枠として販売する取り組みは、4県では森林比率が全国首位の高知県で先行。同県では県有林の一部区画を対象に排出枠を発行しているほか、昨年2月から、国の制度に準じた県独自のJ―VER制度を運用している。

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報