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北陸3県のスキー場、集客アップ懸命 18日から相次ぎ開業

北陸3県の主なスキー場が18日から来週後半にかけて相次いで今シーズンの営業を始める。スキー人口の減少に歯止めがかからない中、将来のファンづくりへ学生や子供向けの施設やサービスを拡充するほか、人工造雪機を導入するなどスキー場運営会社は集客アップに懸命だ。降雪に恵まれて来場者を大幅に増やした昨シーズンに続く2年連続の活況に期待する。

18日に営業開始するスキージャム勝山(福井県勝山市)は、2億5000万円かけて造雪機2基を導入した。

今月初めからフル稼働させ、2基で毎日300トンの雪を生産。例年、雪不足に悩む一番標高の低いゲレンデは17日までに全面が雪で埋まった。今季は前年並みの24万人の集客が目標だ。

同スキー場を運営する東急リゾートサービス(東京・渋谷)の有馬修社長は「もう雪に悩むことはない」。勝山市の山岸正裕市長は「(造雪機の導入で営業開始日が固定化され)市内の旅館に早くから宿泊予約が入るなど、すでに経済効果が出ている」と話す。

22日に開業予定のイオックス・アローザ(富山県南砺市)は初級者用ゲレンデの一画に幼稚園年長組~小学校低学年向けの「パンダルマン」ゲレンデを新設した。企画会社のアプレスキー(名古屋市)が展開する新コンセプトの子供向けゲレンデで、スキーを履いてゲーム感覚で滑るうちに自然に上達する。

パンダルマンは苗場スキー場(新潟県湯沢町)など約10のスキー場が導入し、北陸ではイオックスが第1号。上田匡人チーフマネジャーは「子供がやらないと将来のスキー人口は増えない」と強調。子供がそりなどで遊ぶキッズパークから、初級者用ゲレンデへとスムーズに橋渡しするゲレンデと位置付けている。

来週後半の営業開始をめざす白山瀬女高原スキー場(石川県白山市)は学生の開拓を今季の重点戦略にする。高校・専門学校・大学生向けに、リフト1日券と金沢駅からのバス、用具レンタルをセットにした「学得」パックを5500円で発売する。初心者には、利用できるリフトを初級者用ゲレンデに限った、さらに割安な4300円の「学得」も用意。「草食系と言われ、アクティブでない若年層をスキーに連れ出したい」と運営会社、スノーエリアマネジメント白山(白山市)の下江達也総支配人は話す。

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