自転車、垂直に立て駐輪 リバーサルコーポが新装置

2010/9/14付
保存
共有
印刷
その他

駐輪機製造のReversal(リバーサル)コーポレーション(香川県宇多津町、八阪弘樹社長)は、倒立型の駐輪機を開発した。前輪を軸にして後輪を持ち上げ、自転車を地面に垂直に立てることで駐輪に必要な面積を抑え、狭い場所でも設置しやすくした。首都圏のマンション向けなどに営業し、来年以降には月産300~500台分、1000万円の売り上げを目指す。

リバーサル社は自転車を立てて駐輪する仕組みに関して2008年に特許を取得した。自転車のサドル下のフレームを固定して、手で垂直に立ち上げる。駐輪機内部にガス圧を利用して、女性や子どもでも少ない力で楽に持ち上げられる装置を組み込んだ。利用できるのは日本工業規格(JIS)に対応する20~28インチまでの一般自転車。

倒立型を使えば、自転車1台あたり1メートル50センチ程度の幅に収容できる。100平方メートルで130台前後が設置可能。駐輪場に必要な面積が、自転車を上下2段に並べて置く従来機に比べると70~75%程度になる。その場に1台ずつ並べる平置き式に比べると半分以下に抑えられるとしている。

駐輪場は駐輪した状態で通路を確保する必要があるため、自転車の大きさ以上の面積を確保する必要がある。倒立型なら狭小地でも一定台数以上が駐輪可能なため、大都市圏のマンションや学校などの需要があるとみている。

戸建ての家にも設置可能で、建具メーカーなど代理店を募集し、販路も開拓する予定。管理がしやすいよう、部品数を30程度と極力絞り込んでメンテナンスも不要な構造にした。将来的には電動式の機種の開発も検討する。価格は1台につき3万~4万円程度だが、設置台数に応じて変更する。

製造は三和シヤッター工業の協力企業で金属製品加工などを手掛けるイハラ(香川県多度津町)に委託し、四国工場(同)で生産する。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]