秋吉、福井市に焼き鳥新工場 20億円投資

2012/2/16付
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焼き鳥居酒屋をチェーン展開する秋吉グループ本部(福井市、島川正勝社長)は福井市に新工場を建設する。2月下旬に着工し、12月に完成。2013年2月に本格稼働する計画だ。土地代を含む総投資額は約20億円を見込んでいる。福井県内の5カ所の工場で行っている焼き鳥の加工を新工場に集約し、生産と物流を効率化する。本社も新工場に移転する。

新工場は国道8号沿線の福井市下河北町に建設する。敷地面積は約1万3000平方メートル。建屋は一部2階建てで、延べ床面積約6800平方メートル。

1階は工場と物流センターで、2階に本社事務所と社員食堂など福利厚生施設を設ける。チェーン店のオーナーや店長向けの研修スペースを拡充し、現工場では衛生上難しかった見学者の受け入れもできるようにする。

現在、福井市光陽の本社工場など福井市内の4工場と福井県勝山市の工場の計5工場で、店舗で出す焼き鳥や串揚げの下ごしらえや串刺しなどの加工をしている。

新工場の完成後、従業員の通勤に大きな支障がない福井市内の4工場を順次閉鎖し、新工場に集約する。次いで、新工場から30キロメートルほど離れている勝山市の工場も半年~1年以内に新工場に集約する予定だ。

秋吉は居酒屋「やきとりの名門 秋吉」を北陸3県をはじめ、首都圏、名古屋、関西から広島、愛媛までフランチャイズ(FC)方式を中心に約120店展開する。

現在は店で出す焼き鳥や串揚げはすべて福井県内の5工場で種類別に加工し、物流機能を持つ福井工場(福井市片粕町)にいったん集めて全国の店舗に配送している。5工場を新工場に集約、工場間輸送の手間を省く。

店舗からの焼き鳥の注文本数は種類によって日々大きく変動する。現在の5工場分散では、注文の多かった焼き鳥を加工する工場で人手が足りず繁忙になる一方、他の工場は暇であるなど、工場間の繁閑の差が大きく調整が難しかった。

工場集約で、注文数の種類ごとの違いに応じた人員の効率的なシフトが容易になるとみている。

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