2019年6月24日(月)

トマトジュースの血圧降下作用を確認 高知県立大など産学官

2011/5/12付
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トマトジュースが高血圧を下げる効果があることが、高知県立大学などの産学官の共同研究で分かった。血圧が高めの中高年者が継続的に飲んだところ、約6割の人で血圧の低下を確認した。

高知県立大とフルーツトマトジュースを製造・販売する池一菜果園(高知県土佐市、池洋一社長)、土佐市の3者が2009年に締結した産学官連携協定に基づいて研究した。

40~60代の男女46人を対象に、池一菜果園のフルーツトマトジュース(150ミリリットル)を1日おきに飲んでもらい、朝食前に血圧を測定した。24週間の調査期間のうち、9週間続けて摂取後、3週間の間隔を空け、再び8週間、摂取を続けた。

その結果、血圧の高めの11人のうち7人に血圧の低下効果が認められた。調査開始時に154だった上の血圧の平均値が実験終了時には144まで下がったという。

フルーツトマトには、代表的な桃太郎トマトよりも約1.8倍の抗酸化力があり、血圧降下作用のあるルチンやカリウムを豊富に含む。

高知県立大の佐藤厚教授は「トマトを丸ごと食べても効果があるが、定期的にトマトジュースを飲むことで高血圧になるることをかなりの確率で防ぐことができるのではないか」と話している。

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