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大阪・堺筋の家電店消える メイド系店舗に勢い

「家電の街」と呼ばれた大阪市浪速区の日本橋で、目抜き通りの堺筋沿いから2013年に家電店が消えたと調査会社が店舗調査で発表した。使用人を装うコスプレ風の女性店員がいる「メイド系店舗」の出店が多く、日本橋地区全体では店舗数はほぼ横ばいだった。

調査会社、デシリットル・ファクトリー(大阪市)によると、同区難波中2丁目、日本橋3~5丁目で出店数と退店数は同じ66。同社が調査を始めた05年以降では出店数、退店数とも最多だ。

退店は家電専門店、電気部品店が合計7と目立つ。デシリットル・ファクトリーでは「8月に家電専門店の喜多商店が閉店し、堺筋に面した家電店がなくなった」と話している。

市内に大型の家電量販店の出店が00年代から相次ぎ、日本橋の地場店舗の体力が弱っていた。日本橋には第2次大戦後に電気部品店が集まり、「でんでんタウン」の愛称で親しまれてきた。

出店は「オタロード」と呼ばれる日本橋筋西通商店街を中心にメイド喫茶などメイド系店舗が18店と多い。ただメイド系には悪質な店もあり、警察が摘発する例も出ている。

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