2019年2月19日(火)

ユニ・チャーム、観音寺に生産移管 大洲の系列会社清算へ

2011/8/11付
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ユニ・チャームは10日、生理用ナプキン「センターイン」の生産をグループ会社のミュウプロダクツ(愛媛県大洲市)から連結子会社のユニ・チャームプロダクツ(香川県観音寺市)に順次移管すると明らかにした。ミュウプロダクツは2012年2月末までに清算する。ミュウプロダクツの社員のうち希望者はユニ・チャームプロダクツで雇用する方針という。

ユニ・チャームは生産移管について「生産を集約し、効率を高める」(広報室)と説明。センターインはかねてミュウプロダクツがグループの生産全量を担っており、移管後はユニ・チャームプロダクツの主に観音寺市内にある拠点などで生産を担う方向だという。

ユニ・チャームはミュウプロダクツの社員数と売上高は明らかにしていないが、関係者によると社員数は80人程度、売上高は40億円程度とみられる。ユニ・チャームプロダクツに家庭の事情などから転籍できない社員も少なくないとみられるほか、地元大洲市にとっては税収減の懸念も出る。

ミュウプロダクツは工場用地・建屋を地元大洲市の化粧綿大手、丸三産業(菊池元宏社長)から借り受けていた。丸三産業は10日、日本経済新聞の取材に対し、ミュウプロダクツの清算以後、同じ場所で同社が新たな生産拠点を開設する方針だと明らかにした。

近年の大洲市からの事業所撤退では、パナソニック四国(現パナソニックヘルスケア)が09年度に薄型テレビ用光源などの開発拠点である大洲工場を閉鎖。社員の多くは松山工場などに配置転換された。ただ現時点でも同工場の跡地利用は決まっていない状況にある。

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