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日本フネン、中国で玄関ドア拡販 マンション用12タイプに認定

玄関ドア製造大手の日本フネン(徳島県吉野川市、久米徳男社長)は、中国でマンション用玄関ドアの拡販に乗り出す。中国・昆山の現地法人がこのほど、12タイプのドアについて、中国政府から一定の防火基準をクリアしたとの認定を受けた。同社は現地での売り上げを今期の3倍にあたる約12億円に引き上げる方針。

日本フネンの100%出資子会社は「昆山富耐安全門有限公司」(梶川寿幸総経理)。ドアは片開き、両開き、小窓付きなど計12タイプで、現地の防火基準である「甲」と「乙」についてそれぞれクリアし、計24種類の防火認定を受けた。

甲基準は1時間半加熱した後に、一定基準の強度を保つことが求められ、公共施設などの玄関に使われる。日本の「特定防火設備」に相当する高い耐火性が要求される基準だという。

乙基準は1時間の加熱時間をクリアしたもので、通常の分譲マンションなどの玄関ドアはこのタイプという。

現地法人は現在、従業員約60人で8時間の1シフト体制で生産しているが、需要が増えれば2シフトの16時間体制に増強する方針。これに合わせて新規雇用や設備投資を実施していく。日本フネンは「沿岸部とその周辺地域だけでも日本の10倍の市場規模がある。当面はこれらの地域に絞って高品質の商品を売り込みたい」と話している。

中国の住宅市場は、バブル警戒感の高まりから2戸目を取得する際にローンを組むには一定以上の頭金を求められる状況だが、その一方で、マンションを中心とした実需は底堅いという。防犯、防火など安全面への意識も高まっており、09年には政府の防火認定基準が厳格化された。

現地法人は2011年3月期を初年度とする中期3カ年計画を策定。防火認定を受けた玄関ドアの販売が軌道に乗る13年3月期は12億円の売上高を見込んでいる。これまでは防火認定の不要な別荘向け玄関ドアを中心に販売していた。

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