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老舗の大阪進出 熱い交流 ライブでつながる人(2)

軌跡

「西欧には絶対的正義が存在するという考え方がある」。大阪市中央区の歓楽街、宗右衛門町。雑居ビルで硬派な会話が飛び交う。政治からサブカルチャーまで、様々なテーマをタブー無く語り合うトークライブハウス「ロフトプラスワン・ウエスト」だ。

語り合う森達也さん(右)と鈴木謙介さん

東京でライブハウスを運営するロフトプロジェクトが4月に開業。1973年の西荻窪を皮切りに都内に相次ぎ出店、RCサクセション、サザンオールスターズなどが巣立った老舗が音楽ではなくトークの店で関西に乗り込んだ。

ロフトプロジェクト代表の平野悠さんは44年生まれの全共闘世代で討論好き。「大阪進出は念願だった」。語り、つなぐがテーマ。「大阪と東京の交流で化学反応を起こし、新しいサブカルのシーンをつくりたい」と力を込める。

14日はドキュメンタリー映画監督の森達也さん、気鋭の社会学者として知られる関西学院大准教授の鈴木謙介さんが「悪」をテーマに対談。インドネシアの虐殺を扱った映画「アクト・オブ・キリング」を糸口に、意見を出し合った。話題はSTAP細胞から、改憲、北朝鮮、漫画「美味しんぼ」と縦横に広がり、場内は熱気を帯びていく。

午後7時半から約3時間。終盤は観客がグラスを片手にどんどん手を挙げ、壇上の2人に疑問をぶつける。平野さんは「ネットじゃなく面と向き合って意見を交わす面白さが若者に受けている。70年代のパンクロックのような熱気がある」と強調する。

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