NTN、日本科学冶金にTOB 最大5億円

2011/7/27付
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NTNは27日、大証2部上場で粉末冶金大手の日本科学冶金に対してTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化すると発表した。取得額は最大約5億円。日本科学冶金が持つ粉末冶金や精密樹脂成形の技術を取り込み、材料分野の研究・開発を強化する。

買い付け価格は1株100円で、26日の終値に比べ約43%、直近6カ月の平均株価に比べ約24%のプレミアムをつけた。買い付け期間は28日から9月7日までで、自己株式を除く全株の取得を目指す。

日本科学冶金は同日、NTNのTOB提案に賛同を表明した。発行済み株式の約3割を保有する創業一族はTOBに応じるもよう。

日本科学冶金は粉末冶金技術をベースにした軸受けや機械部品、光ピックアップ用樹脂部品の製造・販売を手掛ける。2011年3月期の連結売上高は14億2800万円で、最終損益は1億6400万円の赤字。主力の樹脂部品などが落ち込んでおり、11年3月期まで8期連続で営業赤字を計上している。

一方、NTNは今年4月に粉末合金など材料技術を強化するため「複合材料商品事業部」を設立していた。

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