2019年6月18日(火)

姫路第2火力の試運転2カ月前倒し 関電、夏の需要増に備え

2014/2/26付
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関西電力は26日、設備更新を進めている姫路第2火力発電所(兵庫県)で3月から4号機(出力48.65万キロワット)の試運転を始める方針を明らかにした。従来計画より2カ月前倒しする。原子力発電所の再稼働が見通せないなか、電力需要が高まる夏場に備えて供給力の上積みを急ぐ。

関電は福井県にある大飯、高浜の両原発の再稼働を目指すが、前提となる原子力規制委員会の安全審査は長引いている。現段階で実現のメドは立っておらず、再稼働が電力需要の高まる夏に間に合うかは不透明だ。

26日に記者会見した八木誠社長は、仮に原発が稼働しないまま夏を迎えた場合は「大変厳しい需給状況になる」と指摘。「原発の再稼働が第一」としつつ、火力発電所のフル稼働などで対応する考えを示した。

具体策として、姫路第2火力の設備更新を前倒しする一方、主力の舞鶴火力1号機(京都府、出力90万キロワット)などを3月から一時的に休ませる。トラブルを防ぐため検査を実施し、7月に再稼働させる。中部電力などから電力の融通を受けるための調整にも取り組む。

関電管内では猛暑だった昨夏、電力使用率(供給力に対する需要の割合)が逼迫寸前の96%に達する日があった。原発停止が続けば需給は一段と厳しさを増すが、計画停電の検討や数値目標を伴う節電要請について八木社長は「できるだけ回避したい」との見解を示した。

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