2018年11月17日(土)

関空、格安航空専用の第2ターミナル28日開業

2012/10/27付
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新関西国際空港会社は28日、格安航空会社(LCC)専用の第2ターミナルを関西国際空港に開業する。平屋建ての質素なつくりにすることで、建設費を通常のターミナルビルの数分の1に抑えた。ターミナルから飛行機に向かう通路の冷暖房もなくした。浮いたコストで、航空会社が支払う使用料などを抑えた。

報道陣に公開された関西空港LCC専用ターミナルの国際線ラウンジ(26日)

報道陣に公開された関西空港LCC専用ターミナルの国際線ラウンジ(26日)

新関空は26日、完成した第2ターミナルを報道陣に公開した。安藤圭一社長は「LCCのビジネスモデルに合わせた空港ができた」と述べた。

平屋建てでエレベーターはなし。天井は鉄骨や屋根の裏側が丸見えだ。冷暖房がない通路は「真夏にはかなり暑くなるだろうが、短い間なので我慢していただく」(関空の従業員)という。搭乗ブリッジがないため、利用客は50メートルほど飛行機の脇まで歩く。ターミナルビルの建設費は37億円。駐機場の整備費を合わせても約85億円に抑えた。

第2ターミナルに入るほとんどの店舗が早朝から営業する。同ターミナルを事実上独占的に使用するピーチ・アビエーションに早朝便が多いためだ。17ある入居店のうち早朝5時半の開店、もしくは24時間営業は16店。7時前後の開店が多い関空の既存ターミナルと比べると利便性が高い。

サッポロライオン(東京・中央)は同社として初のセルフサービス式店舗「銀座ライオンDEPARTURE」を出す。安藤社長は「商業スペースで最初の1年間に10億円を売り上げたい」と話した。

開業初日の28日には、ピーチの関空―長崎線が午前6時45分に第1便として出発する。

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