関空の外国人旅客、2年ぶり過去最高更新 12年度38%増

2013/4/25付
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新関西国際空港会社が24日発表した2012年度の運営概況は、関西国際空港の外国人旅客数(速報値)が前の年度比38%増の381万人だった。日中関係の悪化で中国からの訪日客が減ったものの、格安航空会社(LCC)で新規路線の就航と増便があった台湾、東南アジアからの旅客数が大幅に増加。2年ぶりに過去最高を更新した。

国内線の旅客数は同43%増の537万人で、5年ぶりに前の年度を上回った。昨年3月に関空を拠点とするピーチ・アビエーションが、福岡や札幌など国内5路線を就航したことが寄与した。国際線と国内線を合わせた旅客数は同21%増の1679万人だった。

同時に発表した大型連休中の国際線旅客数は、前年比3%増の37万人となる見通し。方面別では中国が35%減の2万1千人。鳥インフルエンザの感染拡大や大気汚染で渡航を敬遠する動きが広がった。両国関係の悪化で減便も続いており、新関空会社の安藤圭一社長は「(両国間の渡航減が)長期化する可能性がある」との認識を示した。

連休期間中には台湾(48%増)や東南アジア(13%増)が増え、中国方面へ向かうはずだった旅客の受け皿になっているという。

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