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JR大阪三越伊勢丹、開業日は11年5月4日軸に調整

西日本旅客鉄道(JR西日本)はJR大阪駅で建設中の新しい駅ビル百貨店「JR大阪三越伊勢丹」を2011年5月4日に開業する案を軸に調整を始めた。大型連休中にオープンすることで観光客の需要も取り込み、新店の経営を早期に軌道に乗せたい考えだ。

新店を運営するジェイアール西日本伊勢丹(京都市)は開業日について、これまで「11年春」としてきた。工事や開業準備の進ちょく状況によって開業日が前後する可能性もある。駅のホームを挟んで反対側に立地している大丸梅田店はJR三越伊勢丹に先行して売り場を大幅に拡張する計画。阪急百貨店梅田本店も建て替え工事を進めており、大阪駅周辺の「百貨店戦争」がいよいよ本格化する。

ジェイアール西日本伊勢丹に40%出資する三越伊勢丹ホールディングス(HD)は大型連休で盛り上がる消費需要をフルに取り込める4月下旬を希望していた。しかしJR西の社内には福知山線の脱線事故(4月25日)と同じ月に「慶事」を迎えることに慎重な意見が多く、月をまたいだうえで大型連休に一部間に合わせる方向となった。

新店は新駅ビル「ノースゲートビルディング」の地下2階~地上10階に入居。売り場面積は約5万平方メートルで、初年度に550億円以上の売上高を見込んでいる。

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