2018年10月20日(土)

神戸市長、3空港一体に意欲

2013/10/5付
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神戸市の矢田立郎市長は4日、市が管理・運営する神戸空港について「関西3空港の一体運営を一日も早く実現したい」と述べた。空港の運営権売却(コンセッション)を可能にする法律が6月に成立したことを受け、関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港との運営一体化に意欲を示した。

兵庫県と神戸市が4日開いた空港運営に関するセミナーの場で述べた。

昨年7月に関空と伊丹空港が経営統合したものの、神戸空港は一体運営の枠組みから外れており、国土交通省から1日30便までとする運用規制を課されている。矢田市長は「運営を一体化すれば神戸空港の便数が増え、利便性を高めることができる」と強調した。

神戸商工会議所の大橋忠晴会頭(川崎重工業相談役)も「神戸空港を関空と伊丹空港の運営の中に入れてほしい」と訴えた。

一体化の方法については、2014年度中のコンセッションを目指す新関西国際空港会社と同一の売却先に神戸空港の運営を委託することが想定される。

関西学院大学の上村敏之教授は運営権の売却額を算出する際の指標となるEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が旅客ターミナルと合わせて約16億円とし、現状で200億円前後で売却できるとの試算を明らかにした。

ただ実際には関空と伊丹空港の売却手続きが先行しており、同時期に神戸を含めた3空港一体でのコンセッションは難しいとみられている。

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