四国電も「保安院から動員要請」 06年のシンポ

2011/7/29付
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四国電力は29日、2006年に愛媛県で開いた伊方原子力発電所(愛媛県伊方町)のプルサーマル計画に関するシンポジウムで、経済産業省原子力安全・保安院から、出席者を集めるよう要請があったことを明らかにした。同日開いた記者会見で発表した。

四国電は会見で、同社が当時、社員や関連会社にこのシンポジウムへの参加を呼びかけ、質問や意見についても依頼をしていたと公表。当日のシンポジウムでは15人が発言したが、そのうち10人が四国電もしくは関連会社の関係者だったとしている。

ただし四国電はプルサーマル発電を誘導するような発言はさせていないと説明。「第三者を装って特定の意見を表明するよう要請した事実はない。シンポジウムも理解を深めるためのもので賛否を問う形の内容ではない」(広報担当者)としている。

その一方で「社会の誤解を招きかねない行為で大変申し訳ないと思っている。プルサーマル発電の実施に影響を与えたとは思っていないが、社会の目線から見てご批判、誤解を受けることがないよう適切に対処していきたい」(同)とした。

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