JR西車掌、寝台切符など不正購入・転売 懲戒解雇

2014/3/29付
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JR西日本は28日、京都車掌区に所属していた男性社員(23)が人気の寝台特急トワイライトエクスプレスなどの切符を不正に購入してインターネットオークションで販売し、売れ残り分は払戻手数料を免れていたとして、懲戒解雇処分にしたと発表した。転売で得た利益は十数万円で、免れた手数料は約13万円という。

男性社員は過去に勤務していた駅で端末を不正に操作しており、黙認していた7人の社員を減給などの懲戒処分とした。男性社員が払戻手数料を全額払ったため、同社は告訴などはしない方針。

同社によると、男性社員は2012年12月から14年2月までに、かつて勤務していたJR京都線西大路駅と向日町駅で業務端末を用いて、トワイライトエクスプレスやカシオペアなど人気の寝台特急の切符を計129枚購入、オークションに出品した。

このうち22枚は購入価格より最大で約1万3千円高く売れるなど、転売で計十数万円の利益を得ていたという。売れ残った107枚の切符は再び業務端末を用いて、駅員が発券操作を誤った際に取り消す処理を悪用し、手数料を支払わずに払い戻していたという。

同社は担当外の駅で業務端末を操作することを認めておらず、男性社員は休みの日などにかつて勤務していた駅で操作していたという。社内の調査に、社員は「現金を着服する訳ではないので大丈夫だと思った」などと説明しているという。処分された7人の同僚社員は「知り合いだったので気を許してしまった」などと話しているという。

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