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東大寺宝冠に弥生時代の勾玉か 1000年受け継ぐ?

東大寺法華堂(奈良市)の本尊・不空羂索観音像(国宝、8世紀)の宝冠を飾る1万数千点の玉類に、弥生―古墳時代のガラス玉が多数使われていることが分かり、分析した中井泉東京理科大教授(分析化学)らが27日、発表した。

中でも勾玉(まがたま)1点の成分は、弥生時代に多く輸入されたガラスの特徴を示しており、最も古く考えると、約千年間、権力者に代々受け継がれた"お宝"が宝冠に使われた可能性もある。

宝冠を作らせた人物は不明だが、共同研究者の井上暁子東海大非常勤講師(ガラス工芸史)は「新品だけで間に合わせることも可能だったが、高い身分の人が特別な思いを託して先祖伝来の貴重な宝物を冠にささげたのだろう」としている。

中井教授らは今年7月、エックス線やレーザー光線を照射する方法や、目視などで宝冠の玉類の種類を分析。6割が奈良時代に作られた鉛ガラスだったが、3割が弥生―古墳時代に輸入されたアルカリガラスと判明。残り1割は翡翠(ひすい)や水晶、琥珀(こはく)などであることも科学的に初めて明らかにした。〔共同〕

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