大阪市交通局、バス運転手給与38%減を検討

2012/2/27付
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大阪市交通局が市バス運転手の平均年収(約739万円)を4月から38%減の約460万円とする給与カット案を検討していることが27日、交通局への取材で分かった。交通局は週内にも橋下徹市長の承認を得た上で労使交渉を開始させる見通しだが、大幅カットに職員側の反発は強そうだ。

市バス事業は600億円超の累積赤字を抱える一方、運転手の年収は在阪の民間バス大手5社の平均(約544万円)に比べて高い。橋下市長は「赤字なのに民間より高いのはおかしい」として給与水準の見直しを指示していた。

交通局は厚生労働省が職種ごとにまとめた「賃金構造基本統計調査」をもとに、大手だけでなく中小も合わせた民間バス会社などの平均を算出し、年収を38%減の約460万円とするカット案をはじき出した。

ただ「従来の給与水準をもとに住宅ローンなどの生活設計をしてきた運転手の生活が立ちゆかなくなる」(市幹部)との声もあり、労使交渉に向けて調整が難航する可能性もある。

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