2019年8月21日(水)

大阪市、公募区長24人決定 社長・元首長…外部から18人
40~50代が8割 マネジメント経験重視

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2012/6/21付
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公募区長一覧
氏名(年齢)前 職
中川暢三(56)前加西市長
都島田畑龍生(37)元コンサルタント
福島坂本幸三(54)大阪府職員
此花西原昇(46)ユー・エス・ジェイ社員
中央非公表(42)海外現地法人社長
西高野賢(34)外資系企業社員
田端尚伸(52)港区長
大正筋原章博(49)大正区長
天王寺水谷翔太(27)元NHK記者
浪速玉置賢司(45)会社代表取締役
西淀川西田淳一(57)三井物産社員
淀川榊正文(44)会社役員
東淀川金谷一郎(56)淀川区長
東成森伸人(53)自営
生野清野善剛(55)東成区長
小川明彦(60)元岩手県労働委員会事務局長
城東細井敦子(51)会社社長
鶴見都倉尚吾(52)関西電力社員
阿倍野羽東良紘(35)トヨタ自動車海外法人勤務
住之江高橋英樹(50)住吉区長
住吉吉田康人(47)コンサルタント会社代表
東住吉和田智成(50)経営コンサルタント
平野藤井清美(51)平野区長
西成臣永正広(58)元徳島県那賀川町長

大阪市の橋下徹市長が住民サービス充実の切り札として掲げた市内24区の「公募区長」の顔ぶれが21日、公表された。大手企業社員や会社社長から元首長まで、大阪市役所の外部から18人の多彩な顔ぶれを登用する。8割が40代と50代で、マネジメント経験重視の布陣だ。取材に対し、「市民参加型の区政を目指したい」などと早速、抱負を語った公募区長ら。新たな区政運営は、8月1日から始まる。

橋下市長は同日午後、公募区長について「市政改革の要になる」と期待を示した。

最年少は元日本放送協会(NHK)職員の27歳で、最年長は元岩手県労働委員会事務局長の60歳。40代が6人、50代が13人で、首長経験者や会社社長など、大組織のマネジメント職経験のある人材が顔をそろえた。

現在の居住地は、大阪市を含む大阪府内が12人と半数にとどまり、東京都がそれに次ぐ5人。海外在住も2人おり、地元にこだわらない人材が集まった。性別では、男性が22人で女性が2人。

大手企業からは、三井物産、関西電力、トヨタ自動車の英国の車両製造会社、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)などの社員が選ばれた。首長経験者は、前兵庫県加西市長と元徳島県那賀川町長。

西成区長に就任する元那賀川町長の臣永正広さん(58)は「町長時代に自衛隊駐屯地を誘致して雇用を生んだり、情報公開に取り組むなどした経験を生かしたい」と話す。大阪にゆかりのない「よそ者」を自認。「外部の目が役立つこともある。西成を、子育てがしたいと思える環境に変えたい」と語った。

此花区長に選ばれた地元USJ社員の西原昇さん(46)は「レジャー産業の経験を生かし、今後は行政の場から人に希望を与えたい」と意気込む。「本当に住民が求めているものに予算が使われていない」との問題意識があるといい、「ゼロベースで予算を見直し、市民参加型の区政を目指したい」と力を込めた。

公募区長について記者会見する橋下大阪市長(21日午後、大阪市役所)

公募区長について記者会見する橋下大阪市長(21日午後、大阪市役所)

一方、市職員から選ばれたのは現職区長6人にとどまった。引き続き大正区長を務める筋原章博さん(49)は「沖縄出身者が多い大正区の特性を生かした街づくりをやってきた。今後はただの役人ではなく公募区長としてトップセールスができる」と従来との違いを強調。ただ、「住民に具体的なメリットを感じてもらう必要がある」と責任の重さも痛感した様子だった。

公募区長には、全国から1461人の応募が殺到し、書類選考と橋下市長らの面接で24人に絞られた。任期は、8月1日(一部9月1日)から2016年3月末までで、年俸は民間出身者が約1400万円、市職員出身は約1200万円。

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