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大阪府議・市議選、最後の訴え 都構想や防災も舌戦熱く

統一地方選前半の大阪府議選(定数109)、大阪市議選(同86)、堺市議選(同52)が10日、投開票される。東日本大震災の影響で自粛ムードが広がる中、大阪では地域政党「大阪維新の会」の参入で、大阪都構想や防災対策のあり方を争点に激しい選挙戦が繰り広げられた。

民主、自民、公明、共産の現職5人に維新の新人2人が挑む大阪市議選の住吉区選挙区(定数5)は「最激戦区」として注目を集めている。各候補者は9日、最後のお願いに駆け回った。

「大阪の将来を決める選挙なのでぜひ勝たせてほしい」。維新新人の河崎大樹氏(39)は9日午前10時ごろ、同会代表の橋下徹府知事と一緒に駅前で声を張り上げた。橋下氏は「議員を変えなければ大阪は変わらない」と現職との対決ムードを強調した。

元モデルで維新新人の伊藤良夏氏(30)は午後3時ごろ、花見客らでにぎわう公園で「大阪を東京都と並ぶくらいに強くしよう」と都構想をアピール。橋下氏は同日夜、「期間が9日間というのはバカげた制度だ。1~2カ月議論すべきだ。議論が深まらない選挙をやっても意味がない」と選挙戦を振り返った。

「維新の候補はみなさんではなく、橋下氏の方を向いている。今優先すべきは都構想ではなく、日本の復興だ」。自民市議団幹事長の多賀谷俊史氏(62)は夜の演説会で支持者ら約160人を前に維新批判を繰り返した。自民現職の天野一氏(63)は朝から選挙区内を練り歩いて支持を訴え、夜の演説会では「パフォーマンスの繰り返しが政治活動だと勘違いしている風潮がある」と橋下氏を暗に批判した。

「大阪市から財源を吸い上げようとする都構想には冷静にノーを突きつけてほしい」。民主現職の神原昭二氏(61)は午後5時半から駅前での演説で都構想に反論。応援の衆院議員も「国とのパイプのない地域政党に防災計画を見直すことはできない」と強調した。

公明市議団幹事長の高山仁氏(60)は午後1時半から区役所前で「学校の耐震化を進めたのはわが党だ。地方と国が一体とならないと動かないのが政治だ」と期日前投票に訪れた有権者らに訴えた。共産現職の井上浩氏(38)は午前7時半から駅前で演説し、「地震と津波に強い安全な街をつくろう」と防災対策を前面に出した。

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