ネット犯行予告、別人関与か 大阪・三重で男性釈放

2012/10/7付
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大阪市のホームページ(HP)に無差別殺人を予告する書き込みがあり、逮捕・起訴された大阪府吹田市の男性(43)のパソコンがウイルスに感染し、第三者が遠隔操作できる状態だったことが7日、大阪府警への取材で分かった。何者かが男性のパソコンを遠隔操作して書き込みをした可能性もあり、大阪地検は9月、男性を釈放した。

男性は任意聴取の段階から一貫して「身に覚えがない」と容疑を否認。起訴は今後、取り下げられる可能性がある。

また、インターネット掲示板に伊勢神宮の破壊を予告する書き込みがあり、威力業務妨害容疑で三重県警に9月逮捕された津市の無職男性(28)=処分保留で釈放=のパソコンからも、遠隔操作できるプログラムが発見されたことが判明。大阪と三重の両事件で逮捕された2人のパソコンから見つかったプログラムは同一の可能性が高いという。

大阪府警と三重県警は第三者がウイルスを作成し、2人のパソコンを遠隔操作して書き込んだ疑いがあるとみて、感染経路などを調べるとともに不正指令電磁的記録作成や同供用容疑を視野に捜査している。

大阪の事件は7月に書き込みがあり、男性は大阪市のHPの意見募集欄に「(大阪・日本橋の電気街にある)ヲタロードで大量殺人する」などと書き込んだとして、8月26日に威力業務妨害容疑で逮捕され、9月14日に偽計業務妨害罪で起訴された。

府警によると、起訴後の補充捜査で、男性のパソコンに第三者が遠隔操作してHPに書き込みができるウイルスのファイルがあった痕跡が見つかった。ファイルは削除されていたという。

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