キプロス議会、預金課税法案を否決 支援不透明に

2013/3/20付
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【ニコシア(キプロス)=御調昌邦】地中海の島国キプロスの議会は19日夜(日本時間20日未明)、国内銀行の預金課税を盛り込んだ法案を否決した。アナスタシアディス大統領は少額預金を保護する方針を示したが、賛成票を投じる議員はいなかった。ユーロ圏は預金課税をキプロス支援の条件としており、同国をめぐる状況は先行き不透明感が強まっている。

キプロス議会(定数56)では約2時間の審議の後に採決を実施したが、36人の議員が反対。19人は棄権し、1人は欠席だった。キプロス政府関係者は事前に、19日の議会では法案は可決できないとの見通しを示していた。

キプロスがユーロ圏に課された支援の条件を満たすことができるのかについて、懸念が強まっている。ユーロ圏側が金融市場などへの影響を考慮し、善後策の検討に入るかも焦点になってくる可能性もある。

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