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米HPがパーム買収 スマートフォンで攻勢

【NQNニューヨーク=滝口朋史】パソコン大手の米ヒューレット・パッカード(HP)は28日、携帯端末大手のパームを買収することで両社が合意したと発表した。買収総額は約12億ドル(約1130億円)で、7月末までに手続きを完了する予定。HPは今回の買収で、利益率が高く成長の見込める多機能携帯電話スマートフォン)分野で競争力を高める。

HPは、複数の応用ソフトを同時に使ったり、データを共有したりしやすいパームの基本ソフト(OS)「ウェブOS」を取り込む。HPは「パームのOSはHPの携帯端末戦略の拡大につながる」(パソコン部門トップのブラッドリー氏)とコメントした。

パームは1990年代にPDA(携帯情報端末)でブームを起こしたが、スマートフォンに押されて11四半期連続で最終赤字に陥るなど苦戦していた。小型・低価格ノートパソコンのネットブックやスマートフォンの普及で、OSを含めた各社の主導権争いは激しい。HPによるパーム買収で勢力図に変化が生じる可能性もある。

合意に基づき、パームの株主は買収完了時に1株あたり5.70ドルを受け取る。28日のパーム株の通常取引の終値は4.63ドル。発表後の時間外取引では急伸している。台湾メーカーなどを買い手候補とする身売り話が今月になって浮上し、パームの株価は乱高下していた。

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