2019年8月25日(日)

マイクロソフト、サムスンにアンドロイド関連特許許諾
グーグル包囲網を強化

2011/9/29付
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【シリコンバレー=岡田信行】米マイクロソフト(MS)は28日、サムスン電子(韓国)と特許相互許諾契約を結び、グーグルが開発したOS(基本ソフト)「アンドロイド」に関連するMSの特許の利用をサムスンに認めると発表した。サムスンはMSに使用料を支払う。MSはアンドロイドを利用する携帯機器メーカーと相次いで特許契約を結ぶ動きを強めており、サムスンとの契約でグーグル包囲網を強める。

サムスンがMSに支払う特許使用料の金額は非公開だが、サムスンとMSが開発した携帯端末向けOS「ウィンドウズフォン」を使った端末開発などに積極的に取り組むことも発表した。

サムスンはグーグルが開発したアンドロイドを積極的に採用。アップルと競合するスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット(多機能携帯端末)を開発してきたが、グーグルが米携帯電話機大手モトローラ・モビリティーの買収を決めたことを受けて、グーグルを追撃するMSとの協力を強化。グーグルをけん制する思惑があるとの見方もある。

グーグルの携帯端末用OS「アンドロイド」や同OSのベースとなったOS「リナックス」は、無償公開OSで、本来は機器メーカーが自由に使えるが、MSはリナックスに自社技術が使われていると主張。リナックスやアンドロイドを採用したスマートフォンやタブレットを手掛けるメーカーに対し、知的財産権の侵害を警告。次々と特許契約を結んでいる。

すでに「アンドロイド」を採用しているスマートフォン大手のHTC(台湾)やパソコン大手のエイサーなどと同様の契約を結んでいるほか、日本勢では7月に音響機器メーカー大手オンキヨーとも契約。今月20日にはカシオ計算機と「リナックス」を巡って同様の契約を結んでいる。

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