米HP、最終損益が黒字転換 8~10月

2013/11/27付
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【シリコンバレー=奥平和行】米IT(情報技術)大手のヒューレット・パッカード(HP)が26日に発表した8~10月期決算は、最終損益が14億1400万ドル(約1430億円)の黒字(前年同期は68億5400万ドルの赤字)だった。前年同期に計上した巨額の減損費用がなくなり、プリンター事業も堅調だった。売上高は同3%減の291億3100万ドルだった。

実質1株利益は1.01ドル(前年同期は1.16ドル)だった。利益は市場予想を上回り、売上高の減少幅も予想を下回った。売上高の減少は9四半期連続だが、減少幅はこのなかで最小。26日の米株式市場の時間外取引で株価は一時、同日終値より8%超上昇した。

パソコンは市場縮小が続いているが、インドなどにおける販売が好調で販売台数は前年同期より2%増えた。売上高は前年同期比2%減の85億7900万ドルにとどまったが、「為替の影響を除くとほぼ横ばい」(キャシー・レスジャック最高財務責任者=CFO)という。プリンターは税前利益が前年同期比微増になった。

11月~2014年1月期は実質1株利益が0.82~0.86ドルになるとの見通しを示した。同日のアナリスト向け説明会でメグ・ホイットマン最高経営責任者(CEO)は「再建に向けた5年計画のうち『修正・再構築の年』が終わり、技術革新の加速やコスト最適化などの面で成果が上がっている」などと説明した。

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