2019年1月21日(月)

キンドルは本 ブラジル地裁、電子機器での課税認めず
輸入時の関税適用巡る訴訟 iPadなどは課税対象か

2010/7/27付
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【サンパウロ=檀上誠】「キンドル」は電子機器か本か――。米アマゾン・ドット・コムの電子書籍端末「キンドル」を巡り、輸入時の関税適用の是非を問う裁判がブラジルで開かれ、サンパウロ州の連邦地方裁判所は「書籍や新聞への課税を禁じた憲法に違反する」との判決を下した。

ブラジルでは電子機器の輸入に高率の関税がかかる。ブラジルから米アマゾンで本体価格189ドル(約1万6500円)のキンドルを注文すると、送料とは別に200ドル弱が関税支払いに備えた預け金として課金される。

訴えたのはブラジルを代表する経済研究所の教授。個人輸入したキンドルへの課税取り消しを求めていた。判決は「紙であれプラスチックであれ、羊皮紙であれ書籍にかわりない」として、教授の主張を認めた。政府当局が控訴するかどうかは不明。

キンドルにインターネット閲覧など電子書籍以外の機能がないことが、判決の根拠とみられる。このため米アップルの「iPad」など多機能の端末は課税の対象になりそうだ。

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