位置情報収集、ジョブズ氏が否定か アップル巡る報道
CNN伝える
【シリコンバレー=岡田信行】米CNNテレビ(電子版)は25日、米アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)が、同社が高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」を介して利用者の位置情報を収集したとされる問題について、事実誤認と反論したようだと報じた。
この問題は、アップルと米グーグルがそれぞれ高機能携帯電話を介して、利用者の位置情報を自動収集し、広告や販売促進に使うデータベースを構築しようとしているというもので、米紙が21日に報じた。
アップルは一切沈黙を守っているが、CNNはアップル関連の情報サイトに載った"ジョブズ氏と利用者のメールのやりとり"を紹介。それによると、ジョブズ氏とみられる人物が質問メールに「我々は情報収集していない。出回った話はウソ」と答えている。
CNNは信ぴょう性は未確認としているが、ジョブズ氏は時折、顧客や利用者のメールに回答することで知られている。