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米アマゾンの1~3月期、純利益37%減 販売は好調

【シリコンバレー=奥平和行】インターネット小売り最大手の米アマゾン・ドット・コムが25日発表した1~3月期決算は、純利益が前年同期比37%減の8200万ドル(約82億円)だった。北米で家電や雑貨の販売が好調に推移し、売上高は22%増の160億7000万ドル。ただ、物流拠点の整備やIT(情報技術)関連の投資がかさみ、減益になった。

1株利益は0.18ドル(前年同期は0.28ドル)。減益ながら1株利益は市場予想の0.09ドルを大きく上回る水準となり、25日の米株式市場の時間外取引で株価は一時、同日終値より6%近く上昇した。

売上高を地域別にみると、北米は26%増の93億9100万ドル、海外が16%増の66億7900万ドルだった。一方、営業損益は北米が31%増の4億5700万ドルの黒字に拡大する一方、海外は1600万ドルの赤字(前年同期は4900万ドルの黒字)になった。事業拡大を急ぐ海外で、経費が先行する構造になっている。

4~6月期は売上高が145億~162億ドル(前年同期は128億3400万ドル)、営業損益は3億4000万ドルの赤字から1000万ドルの黒字になるとの見通しを示した。4~6月期の売上高の市場予測は159億4000万ドルだった。

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