アップル、10~12月期最高益 新型iPhone寄与

2012/1/25 7:19 (2012/1/25 10:20更新)
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【シリコンバレー=岡田信行】米アップルが24日発表した2011年10~12月期決算は、売上高が前年同期比73%増の463億3300万ドル(約3兆6000億円)、純利益が約2.2倍の130億6400万ドルとなり、ともに四半期ベースで過去最高を更新した。高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」と多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」の販売台数がともに2倍以上へ増え、収益を押し上げた。

売上高、純利益ともに過去最高を更新した(テレビ東京)

売上高、純利益ともに過去最高を更新した(テレビ東京)

1株あたり利益は13.87ドル(前年同期は6.43ドル)。好業績を受け、同日の米株式市場の時間外取引でアップル株は一時、同日終値比11.5%高の468.95ドルまで上昇した。この最高値を基に計算した時価総額は4300億ドル(約33兆3680億円)超に達し、再び米エクソンモービルを抜き世界一となる。

アップルは昨年10月、スティーブ・ジョブズ前会長が死去。求心力低下が懸念されていたが、後継者のティム・クック最高経営責任者(CEO)が手堅く経営陣をまとめ、業績拡大が続いた。

クックCEOは声明で「アップルの勢いは信じられないほど強い。驚くような幾つかの新製品も準備している」と述べた。

10~12月期の製品別販売台数は、新製品「4S」がヒットしたiPhoneが前年同期比約2.3倍の3704万4000台。iPadは2.1倍の1543万4000台。パソコン「マック」も26%増の519万8000台と好調だった。

地域別売上高ではiPhoneやマックの販売が急増している日本が148%増の35億5000万ドルへ大幅増。KDDIがiPhoneの取り扱いを始めたことも寄与した。米国も92%増加。クックCEOは決算会見で「今回は米国と日本が大きく伸びた」と語った。欧州やアジア太平洋も5割超増えた。

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