資源開発の米ハリバートン、最終赤字1800万ドル 1~3月

2013/4/23付
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【NQNニューヨーク=川内資子】資源開発大手の米ハリバートンが22日発表した1~3月期決算で、最終損益は1800万ドル(約18億円)の赤字(前年同期は6億2700万ドルの黒字)だった。2010年に英BPが米メキシコ湾で起こした石油流出事故を巡る訴訟に関連し、多額の和解準備金を計上したのが響いた。本業の収益は北米の不振を海外が補う形で改善した。

ハリバートンは石油事故に関連し、鋼管をセメントで固定する作業に従事していた。事故を巡る訴訟の和解交渉の結果、早期の和解が望ましいと判断。税引き後で6億3700万ドルの準備金を計上した。

売上高は前年同期比2%増の69億7400万ドルだった。主力の設備施工部門が北米での需要減を背景に4%減少。一方、採掘・調査部門は11%増えた。北米は振るわなかったが、欧州・アフリカや中東・アジアなどの伸びが補った。

ただ、北米での事業採算は持ち直しつつあり、12年10~12月期比で改善した。シェールガス採掘のために水圧で岩盤層を破砕する「フラッキング」と呼ぶ作業で、フラッキングに使う薬品の添加物であるグアル豆の価格低下が寄与した。

特別項目を除く1株利益は0.67ドルと市場予想の0.57ドルを上回った。売上高も市場予想の約68億8000万ドル以上となった。

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