スペースシャトル、最後の「飛行」 博物館で展示

2012/9/22付
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21日、最終展示される博物館に向かうため、ロサンゼルス空港に到着した「エンデバー」

21日、最終展示される博物館に向かうため、ロサンゼルス空港に到着した「エンデバー」

【ロサンゼルス支局】昨年引退した米スペースシャトル「エンデバー」が21日、ロサンゼルスに到着し、文字通りの「ラストフライト」を終えた。改造ジャンボ機の背中に載せられたエンデバーは19日、フロリダ州のケネディ宇宙センターを出発し、周回飛行をしながら大陸を横断。21日はサンフランシスコの金門橋やシリコンバレーのNASA基地上空などを旋回し、多くの市民の歓迎を受けた。

ロサンゼルス周辺でもハリウッド上空などを旋回。午後1時ごろ、ロサンゼルス国際空港に無事到着した。近くのオフィスビルでは大勢の従業員らが屋上に上って、空路で輸送される最後のスペースシャトルとなったエンデバーの「ラストフライト」に歓声をあげていた。空港近くの道路でも一時、通行止めとなり、車を降りて、着陸するエンデバーを見守るドライバーらの姿がみられた。

エンデバーは来月半ば、ロサンゼルス空港から同市内の博物館「カリフォルニア・サイエンス・センター」に陸路搬送され、同博物館に展示される。エンデバーは毛利衛さん、若田光一さん、土井隆雄さんら日本人宇宙飛行士が宇宙との往復に使っただけに、ロスを訪れる日本人観光客の人気も集めそうだ。

NASAが宇宙との往復に使った5機のシャトルのうち、「チャレンジャー」と「コロンビア」は事故で失われ、「ディスカバリー」はすでにバージニア州の博物館で展示されている。「アトランティス」はケネディ宇宙センターで展示される予定で、スペースシャトルの"飛行"は今回が最後となった。

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