/

中国の成長率 6%台に鈍化も S&Pがリポート

【ニューヨーク=伴百江】米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は21日発表したリポートで、2012年に7.8%だった中国の実質経済成長率が2013年には6%程度に低下するリスクがあると指摘した。近年の過剰な設備投資がたたり投資収益率が低下しており、新たな設備投資を抑制する傾向が強まると見ている。

S&Pの推定によると、昨年末までの5年間で設備投資が中国の実質国内総生産(GDP)に占める割合は48%程度となり、03年から07年までの42%を大きく上回った。一方で、過去5年間の設備投資から得られた収益率(GDP・ROI)は20%とその前の5年間の28%を下回った。

中国は製造業、不動産、インフラを中心に投資主導の経済成長を遂げてきた。だが投資収益率の低下をふまえ、GDPに占める設備投資の割合は13年には46%に低下するとS&Pは予想する。

中国の13年の実質GDP成長率は当初予想の8%を大幅に下回り、6%にとどまる可能性を示唆。こうした景気下振れが起こる確率は5分の1と予測している。

同社アナリストのテリー・チャン氏は「短期的経済成長だけに着目するのではなく、中・長期的な視野に立って設備投資の収益率回復を目指すのなら投資ペースを適宜減速することが可能だが、それは中国政府の行動次第」と指摘している。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン