米アマゾン、電子書籍販売数が紙の本を上回る 4月以降5%

2011/5/20付
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【シリコンバレー=奥平和行】インターネット小売り最大手の米アマゾン・ドット・コムは19日、電子書籍が紙の本の販売を上回ったと発表した。4月以降の電子書籍の販売数は紙の本を5%上回っているという。米国で今月初めに発売した割安な「キンドル」が人気を集めるなど端末の普及が加速しており、電子書籍の販売にも弾みがついているもようだ。

アマゾンは2007年11月にキンドルと電子書籍の販売を開始。10年7月には電子書籍の販売がハードカバーを超え、今年1月には日本の文庫本に相当するペーパーバックの販売も上回ったと発表している。同日の声明でジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は「逆転はいつか起きると期待していたが、こんなに早いとは思っていなかった」と述べた。

アマゾンは07年に初代キンドルを米国で399ドル(約3万3000円)で発売。販売地域を順次拡大してきたほか、端末の性能向上と値下げを進め、5月に発売した広告表示機能が付いた機種は114ドルまで値下がりしている。電子書籍は現在、95万冊を販売しているほか、著作権が切れた作品は無償で提供している。

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