2019年3月22日(金)

直近の米景気後退「戦後最長」 09年6月終了と判定
全米経済研究所

2010/9/21付
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【ワシントン=御調昌邦】米民間団体の全米経済研究所(NBER)は20日、2007年12月から始まった米景気後退が2009年6月に終了したと認定した。景気後退の期間は第2次世界大戦後で最長の18カ月となった。ただ米景気は現在、減速感が強まっており、市場関係者の間ではその後の景気回復の継続性が焦点になっている。

米国では景気回復・後退の時期をNBERが過去の経済指標などを分析して決める。NBERは19日、景気循環の日付を認定する委員会が電話会議を開催。「8月下旬に米国内総生産(GDP)などの改定値が公表されるまで待っていた」としており、景気後退の終了時期を確定したという。09年6月より後に経済活動が落ち込んだ場合には、別の景気後退と認定されることになる。

米GDPは09年7~9月期からプラスに転換しており、景気後退の終了時期は市場などの見方とほぼ一致している。その後の景気回復については、当初は在庫復元や米政府の景気対策によって力強く回復していたが、現在は踊り場的な状況に陥っている。

これまでの戦後最長の景気後退は1973~75年と81~82年の16カ月だった。

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