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米アップルとサムスン、和解交渉開始で合意

両CEOが直接会談へ

【シリコンバレー=岡田信行】携帯機器の特許を巡って世界各国で激しい訴訟合戦を繰り広げている米アップルと韓国サムスン電子が和解を前提とした交渉を始めることで合意した。米連邦地裁によると、両社の最高経営責任者(CEO)が90日以内に直接会談し、和解に向けた協議を行う。IT(情報技術)の主戦場、スマートフォン(高機能携帯電話)を巡る泥沼の訴訟は一転、和解に向かう可能性が出てきた。

米カリフォルニア北部地区連邦地裁が17日出した命令書によると、アップルとサムスン電子は90日以内にサンフランシスコで両社のCEOとゼネラルカウンシル(法務担当トップ)が参加する協議の場を開き、連邦地裁予審判事の立ち会いのもと、和解を前提とした話し合いを始めるとしている。

世界的にヒットしている「iPhone(アイフォーン)」を手掛けるアップルと、米グーグルの携帯端末用基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマートフォンで世界トップの座をアップルと争うサムスン電子は世界各地で激しい顧客争奪戦を展開。アップルとグーグルの代理戦争の様相を呈している。知的財産権の分野でも、互いに相手の製品が自社の特許を侵害しているとして米国をはじめ、世界各国で提訴して激突。紛争は泥沼化していた。

今年3月には両社の幹部が和解の可能性について協議していると報じられたが、詳細は明らかになっていなかった。

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